アクリル製バスタブの耐久性はどれくらい?耐用年数や選び方を徹底解説

新築のバスルームにアクリルバスタブを取り入れたいと考えている方へ。アクリル素材は美しい光沢と温かみが特徴ですが、その耐久性はどのくらいなのでしょうか?

この記事では、アクリルバスタブの耐久性をわかりやすく解説し、安心して長く使える製品を選ぶためのポイントをご紹介します。他の素材との比較やメンテナンス方法も併せて紹介し、賢い選択ができるようサポートします。

アクリルバスタブの耐久性は約15~20年が目安

アクリルバスタブは、美しい光沢や温かみのある質感が特徴の素材です。一般的な耐用年数は約15〜20年とされています。これは他のバスタブ素材と比較すると、適度な耐久性を持っているといえます。

しかし、製品の品質や設置される環境、日常の使い方やメンテナンスによっては、さらに長く使用できる可能性があります。

耐久性・耐用年数を左右する要因

・製品の厚みと加工方法:アクリル層の厚みや製造過程による耐久性の違いが、耐用年数に影響を与えます。厚みがしっかりとあるものや、丁寧な製法で作られたものほど耐久性が高まる傾向にあります。

・使用頻度とお手入れ:日常の使用頻度が高い場合や、適切な掃除・メンテナンスがされていない場合、経年劣化が進みやすくなることもあるでしょう。

・使用環境:屋外などに設置する場合は、極端に高温になる環境を避け、傷がつかないよう注意する必要があります。

アクリルバスタブのメリット

保温性の高さ

アクリルは断熱性が高く、保温性に優れています。そのため、浴槽の水温が下がりにくく、特に冬場などは入浴中の快適さにつながります。断熱性があることで、湯が冷めにくく、少ない追い焚きで済むため、使い勝手が良いです。

美しい光沢とデザイン性

アクリルバスタブの表面は滑らかで美しい光沢があり、見た目にも高級感があるのが特徴です。初期の美しい状態が続くよう、定期的なケアを行うことで、外観も長く保つことができます。

アクリル素材の注意点

傷がつきやすい

アクリルはやや柔らかい素材であるため、鋭利なものでこすると傷がつきやすい面があります。この点は掃除時に使用する道具や、落としやすいものには注意が必要です。

高温や衝撃に弱い

アクリル素材は高温のお湯や強い衝撃に弱いため、過度な熱や力が加わると変形やひび割れが生じやすくなります。熱に弱い点を考慮して、差し湯の際も60℃以下の温度に保つと良いでしょう。

他素材のバスタブと比較

アクリルバスタブは光沢や軽量さ、デザインの豊富さが特徴ですが、他素材についてはどうでしょうか。他の代表的なバスタブ素材であるホーロー、ステンレス、FRP、人造大理石との違いを比較します。

メンテナンス性触り心地デザイン性
アクリル・汚れがつきづらく落としやすい
・耐久性に優れていて、経年変化しづらい
・傷つきやすいが、研磨することで修復可能(※)
・高温に弱い
・滑らかで温かみがあり、肌に優しい感触・サイズ・形状のバリエーションが多い
・多様なデザインが可能
ホーロー・汚れがつきづらく落としやすい
・傷がつくと錆びやすくメンテナンスが必要
・金属特有の冷たさがある・形状のバリエーションは少ない
ステンレス・錆びにくい・金属特有の冷たさがある・サイズ・形状のバリエーションは少ない
人造大理石・汚れがつきづらく落としやすいが、入浴剤などによる変色に注意が必要・滑らかな質感・サイズ・形状のバリエーションが多い
FRP・入浴剤や経年変化による変色に注意が必要・経年変化によりざらつきが生じる可能性がある・サイズ・形状のバリエーションが多い

(※)アクリル表面の欠けや重度のクラック発生の際の完全補修は不可能

アクリルバスタブを長く快適に使うためのお手入れ方法

アクリルは汚れがつきにくい表面加工がされていることが多く、日々の掃除も比較的簡単です。ここでは、アクリルの特性に合った基本的なケア方法を解説します。

1. 柔らかいスポンジを使用す

アクリルは柔らかい素材のため、硬いブラシや研磨剤の入ったスポンジを使うと、表面に傷がつきやすくなります。掃除にはやわらかいスポンジを使用し、力を入れすぎないように注意してください。

2. 中性洗剤を使う

アクリルバスタブには、マイルドな中性洗剤が適しています。酸性やアルカリ性の強い洗剤は、アクリルの表面を傷めたり変色を引き起こす原因となるため、使用を避けましょう。また、洗剤は長時間残さず、しっかりと洗い流すようにします。

3. 毎回の入浴後に軽く洗い流す

入浴後は軽く水で流すだけでも効果があります。これにより石鹸カスや皮脂汚れの蓄積を防ぎやすくなり、日常の汚れが蓄積しにくくなります。

劣化を防ぎ、より長く使うために避けたいこととは?

アクリルバスタブは、温かみや断熱性に優れる一方、耐熱性や衝撃に弱いため、取り扱いに少し注意が必要です。寿命を縮めやすい使用方法や環境についても知っておきましょう。

1. 浴槽に重いものを置かない

アクリルは硬いものや重量物には弱いため、浴槽内に重たいものを直接置くのは避けてください。落下物などでひびが入ると、補修が必要になることもあります。


2. 研磨剤入りの洗剤やアルカリ性・酸性の強い洗剤を使用しない

強い化学成分が入った洗剤は、表面を傷める可能性が高いため使用を控えましょう。特に研磨剤が含まれるものは、光沢を損ない表面が荒れる原因となります。

3. 屋外に設置する際は高温を避け、傷がつかないよう工夫を

日光が直接当たる屋外に設置する際は、直射日光を防ぐ工夫をすると良いでしょう。また、急激な温度変化がある場所では、ひび割れや反りの原因となることがありますので、設置場所には十分注意しましょう。 さらに、傷がつかないよう取り扱いには注意が必要です。

ただし、アクリル製のバスタブは、表面に傷がついても研磨することで修復が可能です。(※)万が一傷がついてしまった場合も適切なメンテナンスを行えば、美しい状態を保つことができます。

※アクリル表面の欠けや重度のクラック発生の際の完全補修は不可能

アクリルバスタブの耐久性を意識した選び方とメンテナンスで長く快適に

アクリルバスタブは、美しい光沢と断熱性に優れた快適な入浴体験を提供する一方、傷や極端な高熱に弱いという特徴もあります。購入の際には、製品の厚みや製造方法を確認し、ライフスタイルに合ったものを選ぶと良いでしょう。 

アルティスのアクリルバスタブは、耐久性・耐候性に優れ、屋外でも安心してご使用いただけます。また、平滑性が高いため湯垢などの汚れがつきにくく、毎日のお手入れがとても簡単です。 

ショールームでは、実際の製品をご覧いただけるだけでなく、専門スタッフが選び方やメンテナンスのポイントをご案内いたします。さらにオンラインでのご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご予約ください。