丸みを帯びたフォルムと存在感で、バスルームを一気にラグジュアリーな空間へと変えてくれる円形バスタブ。
この記事では、円形バスタブの基本構造からメリットや注意点など、設置を検討するうえで知っておきたい基本情報を丁寧に解説していきます。
円形バスタブの基本構造について
円形バスタブと一口に言っても、その形状やサイズは多岐にわたります。ここでは、まず円形バスタブの基本的な寸法や設置に関する条件、そしてサイズによる使い勝手の違いについて詳しく見ていきましょう。
一般的な寸法
円形バスタブのサイズは、一人用のコンパクトなものから、複数人でゆったりと楽しめる大型のものまで幅広く存在します。
- 直径: 一般的には直径140cm~180cmが主流とされています。一人用としては直径100cm程度のものも選択肢に入ります。
- 高さ・深さ: バスタブの高さは一般的に45cmから60cm程度が目安とされています。高さと深さは、肩までしっかりとお湯に浸かれるか、また出入りのしやすさといった快適性や安全性に直結する要素です。
深めのバスタブはより豊かな入浴感を得られますが、出入りの際にはステップを設けたり、手すりを設置したりするなどの配慮が必要になることもあります。
設置に必要なスペースは?
円形バスタブは、その形状から、同じ容量の四角いバスタブと比較して、より広い床面積を必要とします。
角がない分、壁際にぴったりと収めることが難しく、特に直径が大きいモデルや、バスタブの周囲に十分な動線を確保したい場合には、余裕を持ったスペース計画が不可欠です。
▼円形バスタブと一般的なバスタブの簡易比較
| 円形バスタブ | 四角形バスタブ | |
| 一般的なサイズ | 直径140cm~180cmが主流 | 長さ140cm~180cm × 幅70cm~80cm程度 |
| 深さ | 45cm~60cm程度 | 45cm~60cm程度 |
| 必要な床面積の目安 | 同容量なら四角形より広め、周囲の動線も考慮が必要 | 壁際に効率よく設置可能、比較的省スペース |
サイズと人数の目安
- 1人用: 直径90cmから120cm程度の円形バスタブは、一人で入るのに十分なスペースです。一人暮らし向けの一般的な1216サイズのユニットバスの浴槽湯量が約150リットルであることを考慮すると 、直径90cm程度のコンパクトな円形浴槽も、十分に一人用として機能するでしょう。
- 2人用: 直径140~160cmサイズは、大人二人が入っても窮屈さを感じさせません。2人で入れることと、2人でリラックスできることは同義ではなく、リラックスするためには、動きを妨げず、心地よい距離感を保てるだけのゆとりあるサイズが求められます。
- 3~4人用: 直径180cm以上が目安となります 。家族みんなで入浴を楽しむ場合や、より広々と使いたい場合に適しています。このクラスになると、湯量も相当多くなるため、給湯能力や水道・光熱費への影響も十分に考慮する必要があります。
▼円形バスタブのサイズ別用途と湯量の目安
| 利用シーン | 推奨される直径 | 目安の湯量 (満水時) |
| 1人 | 90cm ~ 130cm前後 | 200L ~ 400L 程度 |
| 2人 | 140~160cm | 400L ~ 600L 程度 |
| 3~4人 | 180cm以上 | 600L ~ 800L程度 |

ここまで円形バスタブに特化したサイズ選びの目安をご紹介しました。一般的な四角いバスタブも含め、浴室全体の広さやライフスタイルに合わせた快適なバスタブサイズの選び方についても詳しく解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
円形バスタブのメリット
ラグジュアリーで非日常感のあるデザイン
円形バスタブは、その柔らかな曲線とシンボリックな形状により、設置されればバスルームの主役となるでしょう。視線を引きつけ、日常を忘れさせるような高級感や非日常感を演出し、まるでリゾートホテルのプライベートスパのような特別な空間へと昇華させるのです。
柔らかく、リラックスできる印象を与える
円形バスタブのような角のない丸みを帯びたラインは、視覚的に優しく、空間全体に穏やかでリラックスできる雰囲気をもたらします。
曲線は人に安らぎを与える効果があると言われており、 どこか包容力のある印象を醸し出すため、心理的にもリラックス状態を誘発しやすくなります。
円形バスタブの注意点
設置には広い浴室スペースが必要
おしゃれな円形バスタブのデザイン性を存分に引き出すには、ある程度の浴室の広さが求められます。限られたスペースに無理に設置しようとすると、かえって圧迫感が出たり、使い勝手の悪い動線になったりする可能性があります。
内装とのトータルコーディネートが不可欠
円形バスタブは存在感が強いため、それ自体が魅力的であっても、壁材や、水栓金具、照明といった他の要素と調和していなければ、空間全体としてまとまりのない印象になってしまいます。バスタブだけが浮いてしまわないよう、トータルコーディネートを意識することが不可欠です。
高級バスタブブランド「アルティス」の円形バスタブとは
アルティスは、もともと水まわりの住設機器の卸売や施工までを手がける企業から生まれたブランド。高級住宅メーカーや名建築家からのリクエストに応える製品提案や施工に携わっていくことで、住まいにこだわりを持つ富裕層の方のニーズを捉え、その膨大なデータを活かした高級バスタブブランドとして、2002年に誕生しました。
以下では、そんなアルティスの円形バスタブの特徴とラインナップを紹介します。
FRA素材によって実現する耐久性と美しさ
一般的にバスタブはFRP(繊維強化プラスチック)で作られていることが多いですが、「アルティス」の高級バスタブは、FRA(繊維強化アクリル樹脂)を使用しているのが特徴。
FRAは、表面をアクリル樹脂、裏面を繊維強化プラスチックで補強した複合素材で、FRPに比べて耐久性・耐候性に優れています。加水分解による黒ずみやザラつきが生じやすい人工大理石やFRPと異なり、FRAは滑らかで心地よい肌触りを長期間維持できるのも大きな魅力です。
円形バスタブラインナップ
アルティスが誇る5種類の円形バスタブ製品をご紹介します。
極上のくつろぎを形にした深めの円形バス「ARW1480s」
| 材質 | アクリル(FRA) |
| サイズ | 直径1485mm×深さ500㎜ |
| 容量(満水) | 565L |
ラグジュアリーホテルのような華やかな空間を演出する人気モデル「ARW1620」
| 材質 | アクリル(FRA) |
| サイズ | 直径1620mm×深さ450mm |
| 容量(満水) | 580L |
2名~4名程で入れる広々とした「ARW1900s」
| 材質 | アクリル(FRA) |
| サイズ | 直径1900mm×深さ450mm |
| 容量(満水) | 750L |
屋外でも楽しめる、グレーチング付の「ARW1900」
| 材質 | アクリル(FRA) |
| サイズ | 直径1905mm×深さ500mm |
| 容量(満水) | 565L |
大人3~4名でもゆったり入れる、最大級の「ARW2320」
| 材質 | アクリル(FRA) |
| サイズ | 直径2320mm×深さ450mm |
| 容量(満水) | 750L |
ショールームでアルティスの品質をぜひ体感してください
最高級の素材を使い、細やかな職人芸で仕上げられるアルティスのバスタブは、円形をはじめ様々なサイズやフォルムが揃っています。また、空間を自由にカスタマイズできるオーダーユニットバスルームにも対応可能。
東京と大阪にあるアルティスのショールームでは、アクリル製バスタブの滑らかさや心地よさをご覧いただけるだけでなく、専門スタッフが選び方やメンテナンスのポイントまでご案内いたします。
さらにオンラインでのご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご予約ください。






















